更新日:2013/03/12 12:04:20
耐震性UPはもちろん、外装も一新しました
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種類 | 改装工事 | 部位 | 耐震補強 |
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住所 | 岡崎市 | ||
キーワード | キッチン,壁補強,断熱,耐震,耐震補強,防音 |
築年数が古く、耐震診断で弱かったので東海地震などに備えて、出来る限りの耐震性能をUPしたい。
最新の耐震補強ソフトにて計算し、現在の耐震性を約3倍にUPさせる内容を作成しました。
外部からの補強も必要ならば、この機会に外装を一新したい。
レトロなスタイルがお好きな奥様の意見を基本に、外部からの補強箇所が多いことを利用して外装を板金でフル改装をご提案。
防火のために下地にはプラスターボードも使用し、板金もガルバリウム鋼板を使用する事で、耐久性も同時にUP、色目は思い切って黒をご提案しました。
LDKが寒く、また外の音も丸聞こえなので何とかしたい。
寒さの最大の原因はLDKにある大きな掃出し窓とキッチン前の小窓であり、そこのサッシを断熱性の高いペアガラスサッシへの交換でご提案。
これも外壁を改装する事で同時に施工する利点を生かし、その分、お値打ちになります。
できるだけ普段の生活に影響が無いように内部の補強は極力避けたい。
リフォームをする上でこれが最大のご要望であり、またどう対応するか大切な部分でもあります。
今回は、外部からの補強を中心に補強箇所の算定と、どうしても内部をいじる必要がある部分は押し入れなどの収納部分を選定して補強計算することで、普段の生活への干渉を最小限に抑える方法をご提案しました。
今回の補強工事用金物の一部です。特に試験管のようなものは「ケミカルアンカー」といい既設の基礎に穴をあけケミカルを差込み、更にアンカーボルトを差し込んでケミカル管を割ることでアンカーボルトを基礎に緊結するものです。
ケミカルアンカーを利用して、基礎と柱を直接ボルトで緊結した状況です。こうすることで柱が抜けるのを防ぐ事ができます
外部から壁を補強した箇所です。温水器の裏側でしたがぎりぎり手が入ったため移動せずに補強が出来ました。
耐震改修に伴い、今回は外部からの補強をメインにすることで外装も一新。レトロな雰囲気を大切にしつつ、耐久性もUP。
する為に、外壁材にはガルバリウム鋼板を竪に施工することにしましたが、色目が難しく色々とご提案した結果、思い切って黒色にすることで、新しくも趣のある和風住宅になりました。
壁補強の箇所です。上部の梁に届くように合板を取り付けることで補強の意味があります。柱間だけを繋いでも耐震の
補強壁としては弱く、また補強計算上も柱、梁、土台がすべて繋がることで強度を発揮します。